6月5日19:03キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 0-1 東京ヴェルディ
前半 0-0
後半 0-1
90+2分 井出 遥也(東京V)
入場者数2,735人
◆有馬賢二監督
前半の入りから自分たちのやろうとしていたFWの規制をかけながら自分たちで追い込んで、高い位置でボールを奪うベースのところは全体的にできた試合だった。
奪った後、さらにいい攻撃に繋げていく意味では、もっとシュートまで持っていく場面がないといけなかった。
その中で、後半自分たちのチャンスもあったし、そこで決めるか決めないかで勝点が大きく変わる。
守備ではそう多くなかったピンチの中で、やるべきことをやらないと、ああいう失点に繋がる。交代も含めて、より厳しくクローズしないと、勝点1も落としてしまう。
全体的には、自分たちが積み上げてきたことはできた試合だった。だが、点を取り切ることと、そのときまで焦れずに粘り強くやらないといけない。特に守備の部分は気にしていたところだったので、最後まで守り切ることを次節に向けてやっていきたい。
ホームでこれだけ応援してくれた中で勝点が届けられず、非常に残念な思いをさせてしまった。次、勝点3が取れるよう、選手たちと一緒にやっていきたい。
◆阿部海大選手
全体的に守備は悪くなかった。あの時間帯だけ、間合いが遠かったり、審判のジャッジに反応がいってしまい、みんなの反応が遅かった。そこは自分たちで改善できるところだし、あの時間帯は絶対にやらせてはいけなかった。
相手は足元のあるチームだし、最初から相手の自由を奪うところで積極的に前からアプローチに行ったし、自分たちの背後にボールが入っても前線がプレスバックに来ていて奪えたシーンも多かったので、ピンチ自体は少なかった。
失点は、アディショナルタイムに入っていたのでセカンドボールに対してもっとアラートにならないといけないし、クロッサーにはもう少し間合いを詰められたと思う。映像をしっかり見ていないが、各々ができたことはあったと思うので、この後しっかり見たい。
やってきていることは悪くないので下を向く必要はないし、ゴール前に入って行くパワーや際でやらせないことをチームで一週間準備していきたい。
◆白井永地選手
どちらが勝ってもおかしくない試合を落としてしまった。
失点の場面はスペースを空けてしまった。そこまでの工程もイレギュラーな部分があったが、そのいない部分を誰が埋めるのかがはっきりしていなかった。僕が戻り切れれば失点もなかったと思うし、僕がいなければ他の人がそこを埋めれば、僕も他のところにずれたし、チームとしてどうやっていくか、はっきりしたい。
相手のボックス内に入って行ければ相手の守備はそんなに固くなかったし、そこまでどう持って行くかという部分で奪った瞬間に奪われてしまったりしていたが、そこを外せた部分ではシュートチャンスにも繋がった。そこからゴールを確実に取れるように、横のサポートや最後のパスを高めていかないといけない。
勝ち切るためには、取り切るところで取れなければ、崩されたら事故でも失点することがある。そこはチームとして足りないところで、これがチームの現状なのでこの順位にいると思う。誰かのせいというより、一人ひとりがこだわらないといけないので、練習からこだわりたい。
(ホームでの得点が少ないが)ホームはいい雰囲気で、いい攻撃の場面もある。一つ入ればゴールの流れは来ると思う。前を向いてやり続けるしかない。
次の試合で勝たないといけないし、こういう状況を打破するためには上位のチームに勝つことでチームに自信が生まれると思うので、しっかり準備をして勝つことだけを考えていきたい。
有馬賢二監督ハーフタイムコメント
・奪ったあとにより早いサポートをしてあげること
・いい守備からボールを動かして、ゴールを奪っていこう