6月3日19:00キックオフ@シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 2-0 徳島ヴォルティス
前半 0-0
後半 2-0
71分 ステファン ムーク
90分 田部井 涼
入場者数 10,256名
■木山隆之監督
前節は本当にふがいない試合で、今日は勝つことと、自分たちのアイデンティティを見せることが大事な試合だったので、選手たちは本当に自分たちの今持っている力をしっかり出せたと思う。
サッカーのやり方やシステムなど、そういうことも試合の勝敗に影響を与えた部分もあると思うが、それ以上に今日は選手たちが本能というか、自分たちの持っている力を出し尽くす感覚的な部分で良いパフォーマンスをしたと思う。それが一番良かった。
これまでも途中から入る選手たちに優劣ではなく役割を与えているが、やはり選手はスタートから出たいもので、その役割をしっかりこなしてきた人が前半の試合をしっかり作ってくれて、今度は途中からに回った選手たちが、自分のやるべきことを途中から入ってやってくれて、それができるときは我々は強いなと思うので、そういうことをみんなでできた試合だったので良かった。
今日も1万人以上の方にスタジアムに来ていただき、サポートしてくれた皆さんに感謝を申し上げると同時に、また次のリーグ戦もホームで戦えるし、水曜日は天皇杯もある。全員でしっかり準備をして頑張りたい。
■柳 育崇選手
今日のディフェンスラインは初めて組んだ3人だったが、それでも非常にいい連携が取れていた。ピンチを未然に防ぐ守備ができていたので良かった。
栃木戦ではチームとしても個人としてもふがいない試合をしてしまって、そういう悔しい思いをした後に、立ち上がる姿勢を今日観に来てくれたサポーターに見せたかったし、それが結果として出せたので安心した。サポーターの声援が僕たちの背中を押してくれたし、きつい時間帯もあったが応援が僕たちの活力となって足を動かすことができたので感謝している。
この1週間悔しい思いをしていた。何としてもこの試合にぶつけるぞとウォーミングアップから思っていて、それを試合でも出せた。
大勢のサポーターに応援してもらえて、僕たちも勝つことによりこだわれる。皆さんのために勝ちたいと思えるので、引き続き応援してほしい。
■田部井 涼選手
途中出場で役割が試合を閉めることだったが、その中でもチャンスがあれば前に行こうと思っていたし、田中選手や仙波選手もゴールを決めていて、自分もと思っていたので決められて良かった。
あまりゴールシーンは覚えていないが、映像を見たら少しボールが浮いているところに左足をうまく合わせられた。そこに走り込めたことが良かった。カウンターになって、自分が出ても後ろに人数がいることは把握していた。全体を見てプレーできていた。
チームの同じ年の選手たちが頑張っている姿を見て自分も頑張ろうと思うし、自分も結果を出して同年代で刺激をし合っていきたい。結果にもこだわっていきたい。
Jリーグ初ゴールで嬉しかったし、試合中に1万人を超えるサポーターが来てくださっていることは大型ビジョンを見て知っていた。何とか結果で恩返ししたいと思っていたし、勝ち切れたことが良かった。この前の試合でふがいない内容と結果をサポーターの皆さんに見せてしまったので、そこは修正できて良かった。
ホームの力はすごい。12人目の選手に支えてもらっていることは忘れずに、個人としては出場時間がまだまだ少ないので明日の練習からアピールして、結果を出して勝利に貢献できるように頑張っていきたい。