10月29日14:00キックオフ@シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 1-1 栃木SC
前半 0-0
後半 1-1
55分 イスマイラ(栃木)
82分 ヨルディ バイス
入場者数 10,034人
■木山隆之監督
悔しい結果となった。可能性がある限り、もちろん戦いきらないといけないが、今日のドローは我々には痛い。
試合は栃木もかかっているものがあるので、激しく来ることは予想していて我々も前に出ていこうとしたが、前半は自分たちの思い通りには進まず、少し消極的だったし、際でも勝てないことも多かった。前半の出来がトータルした時に重くのしかかった。
後半はメンバーを変えながら前に出ていくチャレンジをしたが、先に失点し、それも痛かった。
いろんな要素があっていろんな原因があると思うが、今それを嘆くより目の前の2試合、まずはホームの最終戦をしっかりプレーして、少しでも望みをつなげることが大切。そこに向けて全力でやっていきたい。
今日、我々の勝利を信じてきてくれたファン・サポーターの皆さんにいいプレーを見せられなく、残念で申し訳なく思う。次の試合で戦う姿をしっかり見せたい。
■ヨルディ バイス選手
今日はスタートから低めのスタートだったし、エネルギーも足りなく、栃木にやりたいようにやらせてしまった。だが、今日の結果だけで今日の順位にいるわけではない。シーズンの初めから勝点を必要以上に落としてきた。今日も含めて、勝たなければいけない試合は難しい部分があって、昨年は「勝ちたい」という気持ちが大きかったが、今シーズンは「勝たなければいけない」となっていて、それが大きな違い。
今シーズンPKを蹴るチャンスはもう少しあったと思うが、チームの一員としてやってきているので、他の選手が蹴りたいというのであれば譲ってきたし、その選手が蹴りたいということはチームのために責任を取りたいと思っている選手なので、譲ってきた。今回は自分が責任を取らないといけないタイミングで、その責任を果たすことができた。それによってチームにエネルギーを与えることができたし、スタンドの皆さんにもエネルギーを与えることができたと思う。スタンドの皆さんも試合を通してチャントをずっと歌ってくれていたので、より多くのものをプレゼントしたかったが、少しゴールを決めるのが遅かった。
このクラブに来て約2年経つが、ファン・サポーターの皆さんは素晴らしい存在でいてくれている。残り何%かわからないが、どんなに小さなチャンスでも、チャンスがある限りはそれに向けて、ファン・サポーターの皆さんのためにできる限りのことをやっていきたい。