9月20日18:00キックオフ@味の素スタジアム
東京ヴェルディ 4-2 ファジアーノ岡山
前半 2-2
後半 2-0
8分 染野唯月(東京ヴェルディ)
37分 江坂任
45+3分 一美和成
45+4分 平尾勇人(東京ヴェルディ)
69分 福田湧矢(東京ヴェルディ)
88分 谷口栄斗(東京ヴェルディ)
■木山隆之監督
本当に悔しいというか、残念な結果となった。選手たちにも伝えたが、すぐ次の試合が来るので、次に向けて準備するしかない。
今日に関しては、中身ではなく、勝負のポイントを全て外してしまった。最初の失点も、セットプレーで失点をしてはいけないという中で取り組んできたが、得点を与えてしまった。前半に逆転したところまでは良かったが、その次のプレーで同点に追い付かれてしまっては勝ちに持っていくことは難しい。2-2で折り返して良かったという訳ではなく、2-2で折り返してしまったところが良くなかった。
後半はルカオが入って、押し込んだ状態でプレーを続けて、そこでもう一つゴールへの手があれば良かった。(3失点目の)最後のところは相手のクオリティも高かったが、カウンターの押され方も少しイージーだった。4失点目に関しては意図が合わなかったので、それが良くなかった。そう考えると、内容ではなくて、勝負で勝つという意味では、今日のプレーでは勝てないなという感じの試合だった。
次節は2日後なので、力を出せる選手をしっかり選んで試合に臨みたい。
■田部井涼選手
(前半に)逆転したところは良い形だったが、勝負所で相手に流れを持っていかれてしまったので、シンプルに自分たちから勝点を落としてしまった。(相手のプレスの)圧はあった中で、 前半の途中からうまくアジャストして、逆転に持っていく流れまでは良かったが、全体を通して相手の圧を感じながらの試合だった。
ここまで踏ん張って勝点を積み上げてきて、連敗もあったが3連勝もあったりと勝点を積み上げてきた中で、どこかでひと安心していた空気感をここで打破するしかないので、 自分自身も試合を決めるような役割を担っていかないといけない。
ここまで勝ってきた試合というのは、 相手を大きく見ることもなく、小さく見ることもなく、 順位で判断せずに自分たちからもっと上に行きたいという想いが出ていたので、 そこをもう一度チームで出すしかないし、もう一度心の底から火をつけることが一番大事だと思う。
自分たちの強みは前に強くサッカーをして、攻守において常にベクトルを前に持って、ミスが起こったとしてもしっかり切り替えてもう一回襲いかかるようなサッカーなので、 もう一度そこをやるためには心構えのところが一番大事だと思う。自分たちが(勝利を)掴み取るという想いを持って 試合をすることが結果につながるので、そういった試合を次節のホームの試合で見せたい。