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2025.09.24

お知らせ

第20期 経営状況について

株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブでは、令和7年9月24日に定時株主総会を開催し、第20期(令和7年2月1日から令和7年6月30日まで)の事業報告、決算書類報告を行い、承認されましたのでお知らせするとともに、ファジアーノ岡山の経営状況について報告いたします。
なお、第21期の決算期間は令和7年7月1日から令和8年6月30日です。



経営数値に関して 

第20期の5カ月間での営業収入は19億9百万円、営業費用は17億50百万円、営業利益が1億58百万円となり、累積赤字の状態が解消されました。 
営業収入については、カテゴリーがJ1となったこともあり、ご協賛の金額・社数の増加や平均入場者数の増加、グッズ・フーズ販売での収入増加などにより、前期の約半分の期間となる5ヶ月間の実績ではありながらも、前期に迫る数字を計上しております。
営業費用については、初めてのJ1リーグの舞台の戦いに備え、選手・チームスタッフ人件費に積極的に投じるとともに、合宿費や遠征費等チーム関連費を積み増してまいりました。
9月24日時点でチーム成績は勝点40の12位に位置しております。中期的な目標として掲げた「J1定着」に向けて、日本最高峰のリーグに身を置く中で厳しい戦いが続きますが、一試合一試合を皆さまと全力で戦ってまいる所存です。

入場者数の推移 

2025年9月24日までのファジアーノ岡山のホームゲーム平均入場者数は、前年度と比べて+5,320名の14,508名です。
今季ここまで当クラブが開催したホームゲーム16試合において、ホーム側チケットが全試合完売している現状は、依然として多くの方々にとって「スタジアムで観たくても観られない」状態が続いていることを表しており、クラブとしては大変申し訳なく、また心苦しく思っております。
JFE晴れの国スタジアムの収容人数約15,500名に対し、現時点でのJ1全体の平均入場数は20,863名であることや、チケット購入希望者によるチケット購入サイトへのアクセス状況等から、「観たくても観られない」という状態であるということを定量的にも認識しております。
地域に備わるべき施設の在り方については、引き続き関係各所の皆さまとコミュニケーションを取ってまいります。

第21期・第22期の予算

第21期(令和7年7月1日から令和8年6月30日まで)は、2025シーズンのJ1リーグにおける7月以降の期間と、翌年の特別大会の業績が反映されるという特殊な期でございます。
第22期(令和8年7月1日から令和9年6月30日まで)については、第21期のこの少し特殊な期間を経て、営業収入40億円の達成を目指してまいります。入場者数の伸長が見込めない現在の施設環境下において、「子どもたちに夢を!」というクラブ理念を追求しながらも今ある施設環境を最大限に活用し、各事業部門での更なる成長を図ります。費用につきましては、トップチーム強化、アカデミーの更なる環境整備への積極投下に加え、2026/27シーズンから始まるU-21 Jリーグへの参加にあたっての準備を進めてまいります。 

中期的なビジョン

J1クラブの平均営業収入は、2023年度:52億円から、2024年度:58億円へと伸長しており、その成長速度は加速しております。クラブの予算規模とチーム成績に強い相関がある中、ファジアーノ岡山では第22期におけるクラブの営業収入40億円の達成とともに、営業収入50億円の早期達成を目指してまいります。
その上で、まずはクラブの「J1定着」を念頭に置きながら引き続きトップチームの強化を図っていくとともに、今後のクラブの発展に一層重要となる「育成」と「海外との接続」に力を入れてまいります。
変化の大きなフットボール界において、クラブも現状維持にとどまることなく、戦略と意志をもって挑み続けてまいります。

「新スタジアムの整備を推進する会」の署名活動について

当クラブは、「新スタジアムの整備を推進する会」の主旨に賛同し、会の構成団体の一員として様々な場所で署名活動を実施してまいりました。その結果として、9月24日現在、357,719筆の署名が集まっていることは、県民のみなさまをはじめ多くの方々が岡山において新スタジアムがある未来を待ち望んでいることの一つの表れと考えております。
期限が目の前に迫る署名活動に最後まで全力を尽くし、その結果を受けて、関係各所の皆さまとのコミュニケーションを一層深めてまいりたいと存じます。

最後に

毎年のお願いとなりますが、ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、ファジアーノ岡山のスポンサー・パートナー企業様の商品・サービスをご購入、ご利用いただけますと幸いに存じます。加えてご協賛社様、またその商品・サービスについて、SNS等で積極的に発信いただけますと幸いです。
「子どもたちに夢を!」の実現に向けて、ご支援・ご声援くださる皆さまのお力添えを、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。