10月4日14:00キックオフ@デンカビッグスワンスタジアム
アルビレックス新潟 1-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 1-0
24分 一美和成
67分 白井永地(アルビレックス新潟 )
■木山隆之監督
勝点3を狙って試合に入ったが、結果的に勝点1になった。
立ち上がりは少し相手チームのパスワークに押される時間が多かったが、その中でも守備をうまくアジャストしてからは、良い形でボールを奪い相手コートに入るシーンも増えていった。
もちろん緊張感がある試合なので、多少のミスや合わない部分もあったが、先に1点を取って、前半を折り返したので、何とか勝点3をという気持ちで後半に入った。
後半に関しては、戦術的なことというよりは、相手が何としてでも勝点をという中で、前がかりになったり、パワーのある選手が交代で入ってきたりで、自分たちがリードしていた間は、何とか勝点を死守しようという想いが強くなり、前へのベクトルが少なくなってしまった。最終的に同点に追いつかれてからは、勝点1でも取って帰るというスタンスで、それは選手たちにミーティングで共有していたので、選手たちはよくやり切ってくれた。
非常に厳しい試合だったが、我々にとっては、この時期にアウェイで勝点1を取るというのは、決して悪い結果ではないので、ポジティブに捉え、また次の試合に向けて準備したい。
■工藤孝太選手
(試合を振り返って)前半はチームとしてあまり良い入りができず、少し相手に合わせてしまったところがあった。僕自身も得点をするまではあまり良くなかったが、得点を取ってからはチームの勢いも増して、個人的にもゴール前で相手の背後への抜け出しをカバーしてブロックできたことで気持ちが入った。試合の入りについては、もう少し自分が主体的に気持ちを上げていくことができれば良かった。
(前半のシュートブロックのシーンについて)得点してこちらの流れになっているときに、簡単に失点を許してしまうと難しい試合になる。特に相手チームはホームでファン・サポーターが多い中だったので、あの1点を防ぐことができたのはチームにとっても個人にとっても大きな勢いにつながったと思う。
(鈴木選手と一緒にプレーしてみて)僕が前に出たときに背後を完璧にカバーしてくれて、とてもやりやすかった。経験豊富でクレバーな選手なので、センターに入っても僕がプレーしやすいようにサポートしてくれた。これまで鈴木選手のプレーを見ながら僕も成長してきた部分があり、でもそれを超えたいと思ってきた存在なので、今日の試合で一緒にプレーできたことはとても良かった。