2月2日(火)昨日とはうって変わって気持ちよく晴れた空の下、選手を乗せたバスは練習場である別府の実相寺グランドへと向かいます。雨の余韻からか、冷たい風がグランドを駆け抜ける中、午前練習がスタートしました。
ウォーミングアップは、全員がペナルティーエリア内に入ってボールをコントロールしながら行いました。
密集の中にあっても、自分とボールと周囲の 状況を的確につかみながらボールコントロールすることで、選手たちは身体と頭を研ぎ澄ましていきます。
ウォーミングアップのあとは、ハーフコート で1vs1~4vs4までの対人練習を行いました。
選手を青とオレンジの2色のチームに分けて行ったこの練習では、コーチの合図とともに目まぐる しくピッチに立つ選手が変わります。
技術、体力に加えて即応能力が求められる状況に置かれた選手たちは、身体も思考もクタクタになりながらも、 サッカー選手としての充実感に溢れたトレーニングを創りあげていきました。
午後練習は紅白戦です。
2チームに分けられた選手た ちは、闘志のこもったプレーを展開します。
動き出し、パスの質、競り合い、球際の攻防、コンビネーション、連動性、ボールコントロール、そして選 手間のコミュニケーション。キャンプを通して、各々の選手が意識して取り組んできたことを、ピッチの上で思う存分表現してくれました。
チー ムとして熟成度を高めていく一方で、昨日からJリーグ新人研修に参加している6選手(宮田、福本、篠原、岡崎、竹内、ファビオ)も、研修を通して大きく成 長してくれています。
チームは明日・明後日の練習試合を通して、別府キャンプの締めくくりを迎えていきます。