8月25日、朝から雨雲がかかり小雨が降り、一瞬開催できるのかとの心配がありましたが午後からは天気も回復し、U−18、U−15合同バーベキューを行いました。普段のトレーニングでは同会場を2分し活動していますが、今回の様にU−18、U−15全員が一同に集まり同じ目的のもと、会を催すと言う事は初めてです。
そんな中始まったバーベキューですが、7つに分けたテーブルは予想通り学年別に分かれてしまい、カテゴリー、学年を超えてのコミュニケーションは皆無でした。
しかし、全て自分達で準備をしないと食事にありつけない為、火起こし、肉、野菜の準備をグループで必死になって行いはじめました。
その中で、自然とリーダーシップを取る選手が出てきて自分たちで役割分担し、作業に没頭し始めました。
各テーブルで火の具合を競争しあったり、こだわりを主張し合ったりとカテゴリーを超えたコミニケーションが出てきました。
食べ物の力は絶大だと感じた瞬間です・・・。
ここで一つほほえましいエピソードがあったので紹介します。
U-15選手が、U-18選手に「どうやったらサッカーがうまくなるんですか?」と質問。
U-18選手は戸惑いながらも「努力し続けることだよ」と返答。
ひるむことなくもう一人に質問。
もう一人のU-18選手は、得意げに「俺の背中を見ておくことだな。見失うなよ!(笑)」と。
U-15選手「はい!」希望に満ちた眼差しを送っていました。
このやりとりを見て、後輩は努力の大切さを先輩から教えてもらい、先輩は後輩から常に見られ責任感が出てくるのだと感じました。
選手のやりとりひとつひとつに聞き耳を立てながら、この様な会の必要性を再確認しました。
バーベキューも美味しくいただくことが出来、選手達も日頃の厳しいトレーニングの顔つきとは違い、本当に楽しくリフレッシュしていました。
心もお腹も満たされ、選手、スタッフ共々明日から続く厳しいトレーニングに全力で臨む覚悟をしました。
最後になりましたが、このバーベキューに際してのお肉の提供をして頂いた肉のふくいけ様、送り迎えをして頂いた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
今後ともファジアーノ岡山の活動にご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。