2月16日、朝から小雨が降っていて気温も低い中、大宮アルディージャと宮崎キャンプ初のトレーニングマッチ(45分×4本)を行いました。
1本目は、立ち上がりからサイドを起点にしてチャンスを何度か作るも決めきれず、アクシデントにより時間が止まってプレーを再開した直後の31分に失点をしてしまい、終了間際の42分にもオウンゴールで追加点を許し、0対2で終了しました。
2本目は、23分に失点をしてしまうも、37分に加地選手のクロスに片山選手が足を延ばして角度を変えてゴールを決め、1対1で試合が終了しました。
試合後に加地選手は「攻撃を意識してやったが、連動してできる回数が増えている。課題の修正は練習を積み重ねたい」と話し、ゴールを決めた片山選手は「加地さんのクロスは合わせやすく、質も高い。得点パターンにしていきたい」と話していました。
3本目は、9分にセットプレーから失点をしてしまい、そのあとは意図的に狙った形でボールを奪って攻撃を仕掛けるも得点には至らず、37分に追加点を許して0対2で終了しました。
4本目は、立ち上がりの5分に直接フリーキックを決められて失点するも、28分にコーナーキックのこぼれ球を藤岡選手が押し込んで同点とし、さらに42分にクロスの折り返しを幡野選手がゴールに流し込んで追加点を奪うも、その直後の44分にカウンターから失点をしてしまい、2対2で試合が終了しました。
試合後にゴールシーンを振り返った藤岡選手は「いいところに居ただけ。そのあともチャンスがあったので、それを決めないといけない。明後日も試合があるので強い気持ちで臨みたい」と話していました。
試合結果は3対7でしたが、長澤監督は試合後に「やれたこと、改善することが見えたので、ここからネジを締める。もちろん勝ちに行くことを前提にしてやっているが、今はチーム全体で誰がどのポジションができるのか、どの組み合わせが活きるのかを見極めている。局面、局面の瞬間で絵がズレているところがあるので、そこをしっかりと合わせていきたい」とコメントしていました。