2月22日、宮崎キャンプ最終日となるこの日は、昨夜から降り続く雨の影響でピッチには水たまりができているものの気温は暖かく、そんな中でツエーゲン金沢とトレーニングマッチ(45分×4本)を行いました。
トレーニングマッチの結果
vs.ツエーゲン金沢
1本目 1-1 得点者:オウンゴール
2本目 0-0
3本目 1-2 得点者:島田譲
4本目 1-2 得点者:押谷祐樹
1本目は、開始早々の5分に、どんなピッチコンディションでも高い技術を披露した伊藤選手のクロスを関戸選手が頭で触り、そのボールが相手に当たってオウンゴールで先制。その後はお互いにロングボールで相手の背後をつく展開が続く中、終了間際の42分にセットプレーから失点をしてしまい、1対1で終了しました。
2本目は、お互いにゴール前までボールを運ぶもシュートは枠を外れ、0対0のまま試合が終了しました。
試合後に近藤選手は、「このピッチコンディションはシーズン中でもあり得ること。キャンプでやってきたことは出せなかったけど、やるべきことはしっかりできた。得点チャンスもあったので決めたかった」と話していました。
3本目は、8分に先制点を許すも、31分に島田選手がミドルシュートを決めて同点とし、そのあとに何度かあった決定機で決めきれず、40分に相手にミドルシュートを決められ、1対2で終了しました。
4本目は、立ち上がりの4分と中盤の25分に失点をしてしまい、2失点目の直後の26分に幡野選手からパスを受けた押谷選手がコースを狙ったシュートでゴールを決めるも、残り時間で追加点を奪うことができず、1対2で試合が終了しました。
試合結果は3対5でしたが、長澤監督は試合後に「特殊なピッチ状況でどれだけコミットしてできるのか、ここで経験できてよかったし、収穫はあった。キャンプは岡山に帰ってからも続くので、帰ってからもう一度トレーニングしたい。得点にはならなかったけど形はできているので、勝点を取っていくためにもその形の質を上げたい。このキャンプで、既存の選手と新加入選手がひとつになってチームになった」と宮崎キャンプの総括を含めてコメントしていました。
今回の宮崎キャンプがファジアーノ岡山にとって充実した時間を過ごすことができたのも、宮崎県、宮崎市、宮崎市観光協会、Jリーグ等宮崎協力会、宿泊施設など、ご協力いただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
宮崎で得た収穫と課題を岡山に戻ってさらに突き詰め、二週間後に開幕するリーグ戦に臨みます。