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2016.02.28

試合

J2第1節 レノファ山口FC戦 監督・選手コメント

◆長澤徹監督
岡山のサポーターが約1,600人駆け付けてくれたと聞いている。アウェイだったが少しでもホームに近い空気を作ってくれて、本当に我々のサポーターは強力なサポートをしてくれる。本当に感謝している。今シーズンもしっかり共に我々も戦っていこうと思っている。
今日のゲームだが、山口は昨年J3を圧倒的な力で勝ち上がってきて、今日初戦だったが素晴らしく力のあるチームだった。想定した最善のパスワークを含め、ハードワーク、切り替えの速さ、本当に去年の金沢のケースもあるが強力なチームで、今後我々もリーグの中でしっかり最善を尽くしていくが、山口も相当力を出すのではないかと思った。
一方我々の今日のゲームだが、ちょっと立ち上がりに不意を突かれて、中央のパスワークと早いタッチの展開というのはトレーニングを積んだ部分だったが、立ち上がりに少し硬さが目立った中で少し反応が遅れた。ただ、時間経過とともに使いたいスペースも含め、試合を落ち着かせることはできたので、そこからどうやってこじ開けていくかというのがテーマになったゲームだった。
結果的にはリスタート、こぼれたところを矢島がしっかり抑えたシュートで入れたが、そこも含め岩政のヘディングなどしっかり決められるところはあったので、そこはまた政田に帰ってトレーニングしていきたいと思う。
いろんな引き分けがあるが、アウェイで勝点1という部分でもちろん勝点3を狙いに行ったが、ギリギリ守っての勝点1もあるし、最後に追い付いての勝点1もある。今日に限ってはアウェイだったが約1,600人のサポーターの後押しを受けて、大きくバランスを崩して点を取りに行ったうえで、チャンスはあったが残り41試合もこの気持ちで戦っていきたいと思う。そういう意味では、この勝点1は我々の今後の残り41試合の大きな光となるようなゲームだと思っている。


◆矢島慎也選手
引き分けで終わったことが残念。開幕戦にスタメンで出たことが初めてで、あれが開幕戦でさらにアウェイの難しさなのかなと思う。立ち上がりは自分のところで奪いきれない部分もあった。引き分けに持ち込むことができたが、そこで勝ち越すことを自分ができなかった悔しさがある。
ボランチをやり始めてから、ボールを運ぶところは質が上がっていると思うが、自分からのパスの強さ弱さなどの精度は個人としてもまだまだ。高め合って練習しないといけない。
次のホームではしっかり勝ちたい。

 

◆加藤健人選手
この日のために今までやってきたのでデビューは嬉しかったが、1-1の状況で出て、得点にかかわることができず反省している。
最後のクロスのところで、自分の質が低くて点に繫がらず、あまり良くなかった。相手も疲れている状況で、自分はフレッシュな状況だったので縦に仕掛ける事は意識していたし、サイドで多くのチャンスを作ったら絶対点に繫がると思っていたので、信じて走っていた。
これからも日々の練習から全力でプレーしてアピールして、試合にコンスタントに出られるように全力でやっていくだけ。スタートラインに立っただけなので、活躍できるように頑張りたい。

 

◆岩政大樹選手
入りはうちの方がよくて、得てしてそういう時に相手に点が入ることはサッカーではよくあることで、よくある光景をまた見てしまった。
レノファのサッカーは少し特殊なやり方で、目が慣れることに少し時間がかかる。そうなる前に失点することはあってはならないことだが、仕方がない部分もあり、慣れてからリズムがこちらに来ることはわかっていたことで、ほとんど予想通りに進んだ。
昨年のサッカーからみんなで積み上げて来て、そこから一歩リスクを負って攻めにいこうと、チャレンジしようというサッカーをしていて、それが垣間見えたことが重要で、勝点1も重要だが、昨年とは違うサッカーを積み上げているということをサポーターの皆さんにあいさつ代わりに見せることができたと思う。
ジェフはレノファとはまた全然違うチームなので、展開もクローズされたものになると思う。その中で、今日やれたようなことがもっとできるのか試される試合になるし、ホームなので勝点3を取らないといけない。また集中していきたい。
キャプテンは継続するが、いろんなことをチームのみんながそれぞれ責任を持って、それぞれの個性が出てくるチームにしたいと思っている。昨年は僕も1年目だったので、グイグイ引っ張っていくつもりでやっていたが、今年はいろんなことをみんなに移しながら、今日のようにそれぞれの個性がたくさん見える試合をしたいと思っているし、それが今日垣間見えたことはプラス。それを一年間続けて、それぞれが自分の良さを表現していくチームにしたいと思っている。