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2016.09.22

お知らせ

天皇杯3回戦 鹿島アントラーズ戦 監督・選手コメント

第96回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
9月22日(木・祝)15:00キックオフ @茨城県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ 2-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 2-0

得点者
22分 藤本佳希
60分 永木亮太(鹿島)
88分 オウンゴール(鹿島)


◆長澤徹監督
岡山から遠く鹿島まで、しかも雨が降っている中、最後まで声援をいただき本当にありがたく思っている。どうしても勝ちたかったが、ファーストステージのチャンピオンの鹿島に、さすがに最後持っていかれたなという印象。
ゲームに関しては、色んなことを準備して入ったが、結果的には出せなかったので、まだまだ力不足かなと思う。今日に関しては普段出ていない選手も何人か出場して、その選手たちが高パフォーマンスを瞬間瞬間に繰り広げてくれたのは、今後我々はもうリーグ戦しか残っていないので、リーグ戦に向かって行くのに好材料だと思う。
いずれにしても(相手を)苦しめたところまでは良かったが、最後打ち合いにして持っていけるようになるには、まだまだトレーニングが必要だと思うので、ここからしっかりトレーニングして今日の経験をリーグ戦に活かせるように、みんなで頑張っていきたい。

 

◆藤本佳希選手
負けてしまったが、実際試合をやってみて、またこのレベルの相手とやりたいと思ったし、そのためにはまだリーグ戦で僕らには可能性があるので、そこに向かって頑張っていきたい。
鹿島はベストメンバーに近い状態だったので、僕としては思い切って、楽しんでやろうと思っていた。
(ゴールシーンは)マンツーマン気味で、1対1に勝てばいいというスタンスの守備だったので、試合前からそこに勝てばいけると思っていたので、あのゴールシーンはうまく競り合ってマイボールにできたことが良かった。先制点はすごく大事だと思っていたので嬉しかった。そこからは、予想はしていたがボールを持たれて押し込まれる展開もあったし、そこで我慢できて、もう1点取れたら違ったのかなと思う。相手の守備陣は能力の高い選手が揃っているが、しっかりボールを落ち着いて収めることができれば、僕たちも攻撃はできていたので、落ち着いてやればいいかなと思っていた。
天皇杯はこれで終わったので、残りのリーグ戦をチーム全員で頑張るだけ。

 

◆豊川雄太選手
点も取っていないし、自己評価は全然(良くない)。攻撃の選手として違いを見せられなかったことが、負けも悔しいがそっちも個人的には悔しい。
気持ちも入っていたし、カシマでプレーできることはすごい楽しみでもあったので、前からどんどん行ってやろうと思っていた。前半はいい入りができて、前半通して良かったと思うが、やっぱり後半になるにつれて少し自分たちも落ちてしまったなというところもあったし、そこを鹿島に突かれてしまった。
(前半の決定機は)あそこで倒れずにゴール前まで行くのが一番。鹿島というJ1王者相手に勝てなかったところをしっかり分析して、岡山に帰ってリーグ戦もすぐ来るので、しっかりとまずは個人のレベルアップをしたい。
しっかりリーグ戦に絞って、勝点3を取れるように頑張っていきたい。来年カシマでできるように、しっかりJ1のステージに上がって行きたい。

 

◆島田譲選手
勝ちたかった。鹿島は中学、高校、小学校のスクールも含めて、長い間育ててもらったクラブで、お世話になった人もたくさんいるので、そういう人達にもいいプレーを見せたいと思ったし、家族も来ていたし、中・高とここ(カシマスタジアム)でプレーをする機会がなかったので、憧れのピッチで全力を出し切ろうと試合に入った。
(自分の)プレーの質はやっぱり鹿島の選手に比べたら落ちると思うけど、気持ちの面とか球際の面とかハードワークするところでは負けずにやれるシーンもたくさんあったと思うので、そういう強みを自分としては全面に出しながらこれからのリーグ戦に繋げていきたい。
前後半を通じて、自分たちの守備ブロックは作れた中で、相手にボールを持たれる時間が長い中でもいい守備はできたと思うが、後半はそれを攻撃に繋げていけなかったのが、前半との違い。そこは修正というか、これからJ1でやっていくことを考えれば、そういうところのレベルを上げていかないといけない。