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2017.01.18

お知らせ

ウインターキャンプレポート2日目

この日も朝起きると、雪がうっすら積もった吉備中央町。

冷え込みつつも澄み切った空気のなか、昨日考案した5つのアクティビティのうち、昨日実施しなかった残りの3つの課題に取り組みました。

(初日の様子はこちらから)

まずはクモの巣というアクティビティ。張り巡らされたロープに触れずに、全員が全て違うロープとロープの間を通り、反対側へ行くものです。

最後の一人となった近藤選手を通りぬけさせる方法を考え、実際に行動中の一コマ。この後、見事に通り抜け、3グループの中で最も早くクリア。

その次はエレクトリックフェンス。三角形の内側からロープに触れずに、全員三角形の外側へ出ることが課題で、ロープには電流が流れている設定です。

身長の大きい選手を最後に残すのか、身軽な選手を残すのか…などグループによって違いが生まれます。このグループは身長の大きい選手が先に外に出て、大竹選手を土台に三村選手が外に出るチャレンジをしているところ。

この日最も時間がかかったのは、ウォールというアクティビティで、道具を使わず、木の壁(この日は約4mに設置)を全員で越えなくてはいけません。最後の一人をどのように引き上げるか、そこが最も難しく、全てのグループが苦戦しました。

残った二人を同時に引き上げる作戦を採ったこのグループ。一番下にいるのは田中選手、下から2番目で引き上げられているのは関戸選手。このグループは何度も失敗を繰り返し、「これが最後」と決めたチャレンジで見事成功。
アクティビティが一つ終了するごとに、どこが良かったのか、どうするともっと良くなったのかを話し合いました。

5つのアクティビティを全て終了した午後は、最初にアクティビティを振り返り、昨日の開始直後と、研修を重ねた今ではどこがどのように違うのか、話し合いました。
それを踏まえ、これまで実施した5つのアクティビティの中から、各グループごとに1つを選択し、制限時間やリーダーなどを設け取り組みます。

 

偶然にも全グループがアイランドという種目を選択。初日に挑戦したアクティビティで、各グループで初日より高難度に設定して、挑戦しました。

3つの離れた島に長短の板1枚ずつを使って、板も含め、床に落ちることなく全員が渡るアイランド。右の島から左に進むのですが、ゴールである手前の島が最も面積が小さく、足場がないため全員の団結が必要。
挑戦した3グループの中で、唯一クリアしたこのグループ。一部の選手が島に寝そべることで、小さい面積を有効に生かし全員渡りきることができました。最後に使用した板を回収するまでが課題。

最後のアクティビティが終了した後は、この2日間を振り返るとともに、グループ内のメンバー1人に、どのようにこの2日間その選手が貢献したかを感謝の言葉と、その選手をイメージした自然のものをプレゼント。

どの選手に渡すかは、くじで決め、伊藤選手は片山選手へ感謝の言葉とプレゼントを贈呈。

その後、リーダーという立場で今シーズンをどのように戦っていきたいかを、それぞれがキーワードで紙に書き、グループ内で集まったすべての言葉を使用し、文章で発表しました。

これで、2日間のウインターキャンプの全日程は終了。
このウインターキャンプは、様々な方のご協力により成功することができました。施設をご提供くださった国立吉備青少年自然の家の皆さま、ASEプログラムをコーディネートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

いよいよ18日からは政田での練習が始まり、2月26日の開幕、そして長いシーズンに向かってチームを作り上げてまいります。