2017明治安田生命J2リーグ 第31節
9月2日18:00キックオフ@NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形 1-1 ファジアーノ岡山
前半 0-1
後半 1-0
得点者
26分 三村真
80分 栗山直樹(山形)
◆長澤徹監督
遠い岡山からサポーターが駆けつけていただいて、勝利を目指していったが勝点1ということで、そこは欲張らないで最終コーナーを回っているのでもう次に向けていくことと、苦しい試合だったが(勝点)1取ったので良しとして、アウェイの山形は非常に難しい相手で、選手たちはやれることと、まだ不可能なやれないこともあるので、その辺を整理して次にいきたい。
アウェイで先に(点を)取るとこういう展開になるので、相手ももちろんホームだし山形は出てくるので、奪った瞬間にもう少し丁寧に動かさないといけない部分で、5秒以内に相手にプレゼントしたプレーで後ろはきつかったと思うが、逆に言うとよく耐えた。あの辺のプレーを成立させないと、なかなかゲーム展開は行ったり来たりにしかならなくて、そこは勿体なかったと思いつつも、その辺を整理したら逆にゲームが流せていけるようになる。
ただ正直、立ち上がりから山形は強かった。このゲームを落とすと恐らく終わるという顔つきをしていたので、我々も同じだが、そういう中で先に点を取って少しゲームが正直な形で、相手がリスクを冒して出てきて、我々が少し躊躇するような形になったということで、本来ならもう少しリスクを負って出ていかなければならないが、今日は勝点1で良しとしている。
◆三村真選手
ちょっと狙っていた形とは違ったが、入って良かった。シュートを狙っていたので、ミートだけ意識した。中は見えていなかったので、たまたま入ったという感じ。とにかくミートさせて浮かさないということを意識した。
勝てたら良かったが、追いつかれたので、そんなに嬉しさはない。
ここ何試合か結構シュートチャンスがあって決められていなかったので、ゴールは狙っていた。
他の場面でももっと質を上げれば点が取れるチャンスはあったので、そういうところを改善してやっていきたい。
◆一森純選手
岡山も山形も絶対に勝点3がほしい状態で、すごく圧力の高い同士というか、セカンドボールでもうちが主導権を握りたいところを相手も集中して気迫を持ってやってきていたし、非常に難しい試合だったが、うまくセットプレーから先制点を取ることができて、結果的には追いつかれてしまったが、チーム全体としてはよく凌いだかなという印象。
僕自身、前半からボールへの寄せだったり、ペナルティエリアでミドルシュートも打たれたし、クロスも簡単に上げられるシーンが何本も出ていて、しっかりとそこを伝えていたつもりだったが、後半も変わらずに失点はしていなかったがクロスを上げられるシーンが多くて、その付けが最後に回ってきたのかなと思う。
最後、佐藤選手がアシストをしたが、あの選手の右足の精度が高いのはわかっていたので、あのシーンは右足でのクロスのコースを切って、ちょっとでも精度を落としてとか、上げさせないようにしてとか、もちろん中がそれでもしっかりとマークに付かなければならないが、いくつかの要素が絡んでの失点だった。
アウェイにかかわらず絶対に勝たなくてはならないが、ホームではもう本当に負けられないので、サポーターの後押しを力に変えて、助けてもらいながら、絶対に勝点3を取りたい。
◆篠原弘次郎選手
負けなかったのは良かったが、相手の気持ちも同じなので、相手より気持ちを強く持ってやらないとあの時間帯は乗り越えられないし、もっと気持ちを強く持って耐えるときは耐えてやっていかないと勝点3は取れない。
相手は前線の瀬沼選手とかを使って、ランニングとセットプレーからの攻撃だったので、そこを抑えられればある程度は消えると思っていた。そこそこ仕事はできたと思うので、後はああいう押し込まれた時間帯で凌ぐことが一番大事。
(リードしてから)悪くはないと思うけど、毎試合ああいう時間帯は来るので、あの時間帯を耐えないと、これから昇格に向けて大事になってくると思う。
(リーグの)中盤戦は怪我でチームに迷惑をかけたので、これからラストスパートというところで、自分の強いプレーを出していったらそれがチームにいい影響を及ぼすと思っているので、そういうところを出してチームを勝利に導けるようにやっていきたい。