2017明治安田生命J2リーグ 第36節
10月7日15:00キックオフ@フクダ電子アリーナ
ジェフユナイテッド千葉 3-1 ファジアーノ岡山
前半 1-1
後半 2-0
得点者
21分 赤嶺真吾
39分 近藤直也(千葉)
56分 乾貴哉(千葉)
59分 ラリベイ(千葉)
◆長澤徹監督
岡山からサポーターに駆けつけてもらって、熱い応援をしていただいたが、結果が付けられず本当に申し訳なく思っている。
ゲームの方は、立ち上がりは狙い通りにやれていたことをしっかり規制して入っていけていて、お互いに堅い立ち上がりだったと思うが、その中でしっかりと自分たちでゴールをこじ開けたところまでは非常に良いゲームだった。
ただ1点を取ってから、当然ゲームというのは取られた方は出て来るわけで、そこで少し、例えばルーズボールができた時のちょっとした前に寄せることとか、ボールが展開される中で予測して相手のプレーを規制していくアプローチというプレーとかに関して、少し緩みが出た。原因としては、相手がペースを上げたということと、こちらもそのゲームの流れを読み取ってやはり全体で上げていかないといけないペースを、同じようなペースでゲームを進めたことが少し未熟だったと認めないといけないし、そこは私を含めての問題なので、あの辺を強く抵抗できるようになっていかないといけない。
後半も入りは良かったが、チャンスはできていても最後のところで決め切れない。そこでもう一枚、人を掛けていたりとか、もう少しゴール前にスピードに乗っていけられればこじ開けられたシーンはあったが、そうしているうちにセットプレーでやられてしまうという、本当に今シーズンの反省だが、もう一回そういうところをしっかり締め直していかないといけない。ただ3発食らって、食らう前からもだが、やっと前に出て行けるようになって、殴られっぱなしではなくしっかり戦い続けられたのは、スポーツは勝ち負けがつくので、負け方というのもあるが、そういう意味では最後のところはしっかり抵抗できて終われたのは救い。もう一回単純なところだが、今大事なことは戦うとかそういう優先順位を付けて問題を解決していくことなので、一週間で立て直してもう一度アウェイの水戸に臨んで、勢いある戦いをとにかく取り戻したい。
◆豊川雄太選手
勝てないことは痛いし、何が悪いかを考えてチームでやることが必要だと思う。1点取ったあとに、もう少し圧力をかけられたら良かった。
自分のプレーの感覚としては、ここ最近の中で一番良かったし、シュートまで行けていたし、ドリブルで運ぶという良さも出せたと思う。あとは出し手との関係で、そういうところを追求していきたい。
あと6試合残っているし、これがラストゲームではない。一人ひとりがあきらめなければ、チャンスはあると思う。J1に行くためには、どういう形でもいいからまずJ1昇格プレーオフ圏内に入って、そこから勝ち上がっていくということが必要だし、絶対J1に行くんだという強い気持ちを一人ひとりが持っていれば、6連勝もできると思う。
昨年のプレーオフを経験している分、あのときの緊張感や楽しさは忘れられない。プレーオフに出て勝つというイメージを持ってやっているが、そのためにも、まずは強い気持ちが大事だと思う。
◆石毛秀樹選手
点を取って余裕が出たわけではないが、特に最初の失点場面は押し込まれてしまった。
(先発出場で)自分が入ったら、間で受けて攻撃を活性化させつつ、落ち着かせるところは落ち着かせてやりたいと思っていた。
まだ可能性がある限り、あきらめないし、今日の自分には満足はできないので、次こそは勝てるようにやっていきたい。
◆赤嶺真吾選手
アウェイで難しい戦いになった。
(ゴールシーンは)うまくボールを味方につなげることができたし、そのあとも自分で(ペナルティエリアに)入って得点を取ることができたので良かった。
内容は良くてもゴールと勝利が付いて来ないと意味がないので、そういうところをもっともっとこだわりたい。