ウインターキャンプの最終日となる2日目は、早朝の砂浜で少し体を動かすところからスタート。
午前は引き続きASEを行い、前日にやり残したアクティビティや達成できなかったアクティビティをどのグループも積極的にチャレンジしていました。
前日よりもコミュニケーションやチームワークが深まり、課題を達成する回数も増えていきます。
それは、すぐに始めるのではなく、しっかり話し合ってから始めるからでもあり、中には『チームワークをより高めるために必要な要素』を全員が発言し、実際に紙に書き出すグループもありました。
松本選手の字がきれいなことも新たな発見。
昼食後、午後に行う難易度が高いファイナルASEの4種目について、どのグループがどの種目にチャレンジするか議論しました。
やりたい種目が重複してしまい、グループのメンバーの特性を優先させるべきか、チーム全体のために譲るべきか、白熱した議論の末、みんなが納得した形で種目が決まりました。
各グループが知恵と体力を集結して挑む姿をご覧ください。
最初にクリアした伊藤選手、イ ヨンジェ選手、大竹選手、金山選手、武田将平選手、松本選手、阿部選手のグループ。
張り巡らされたロープの隙間に、全員が異なったスペースをロープに触れずに通り抜ける課題に挑戦。
続いてクリアをした後藤選手、関戸選手、齊藤選手、久保選手、赤嶺選手、似鳥選手、武田拓真選手、福元選手のグループ。
約2mの高さで三角形に張られたロープに触れず、全員が竹の棒1本のみを使って外に出る課題に挑戦。
過去最高の高さに挑んだ澤口選手、濱田選手、塚川選手、上田選手、仲間選手、一森選手、デューク カルロス選手、イ キョンテ選手のグループ。
4mを超える高さの壁に、人の力だけで全員が登り切る課題に挑戦。
約90分かけてクリアをし、達成した選手自身も泣きそうになっていました。
こちらも過去最高の高さに挑んだ椎名選手、増田選手、喜山選手、末吉選手、椋原選手、チェ ジョンウォン選手、下口選手のグループ。
4m近くある高さに設置された丸太を何も使わずに登り、反対側に全員が乗り越える課題に挑戦。
隣で難関をクリアした澤口選手たちのグループに勇気をもらい、「俺たちも行こうぜ!」と言ってその直後のトライで見事にクリアした瞬間は、不思議な力を感じてとても感動的でした。
ここまですべての活動を常に真剣な眼差しで見守っていた長澤監督。
「内容の濃い、充実したキャンプだった」と感想を述べていました。
最後にエンジェルロードを歩いて渡って場所を移動し、全員で振り返りを行い、今年のウインターキャンプは終了となりました。
無事に終えることができたのも、小豆島の皆さまをはじめ、ASEプログラムをコーディネートしてくださった皆さま、施設をご提供くださった皆さまのお陰です。本当にありがとうございました。
このウインターキャンプを通して培った一体感をもって、まずは2月25日のJ2リーグ開幕戦へ向けて最高の準備をしてまいります。