2018明治安田生命J2リーグ 第27節
8月5日(日)18:03キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 3-0 カマタマーレ讃岐
前半 2-0
後半 1-0
24分 後藤圭太
36分 ジョン チュングン
72分 関戸健二
入場者数 10,594人
◆長澤徹監督
まずホームで引き分けが続いていて、そういう中で1万人の方が我々の背中を押してくれて、非常に感謝している。
同時にダービーのときはいつもそうだが、讃岐のサポーターの方も素晴らしい雰囲気を作ってくれたと同時に、今この状況でいろいろな支援をしていただけているという風に聞いている。ホームのサポーターも含めて、本当に感謝したい。
ゲームの方は讃岐が2連勝で乗り込んできていて、勢いあるだろうなというイメージで臨んだ。
多少コントロールされる立ち上がりになったが、辛抱するところはどんなチームでもできるかが強いチームのポイントだし、出ていくときに一斉に出ていけるというメリハリをつけていくというのが今日のテーマだった。
そういう中で、セットプレーで点が取れたのは、前の3試合、松本戦からセットプレーで取れていなかったが、コーナーキックは26本くらい取っていて、数はあったので落ち着いて、そういうときもあるから辛抱して自分たちの力を信じて、先に触って、持っていったような状況だったと思う。
2点目、3点目は相手が出てくるというこの夏場の戦いに関しては、相手が出てきたらしっかりカウンターのタイミングを探していくということで、PKだったシーンもチュングンがタイミングよく出ていった部分と、そこも含めて今出るとき、動かすとき、しっかり凌ぐときとか、そういうのが徐々に備わってきているので、結果が出ない中でしっかりとやるべきことをやり続けるというのがポイントなので、そういう意味ではよく選手が戦って走ったと思う。
(今日は真備地区の子どもたちを招待していたが?)今選手にも話してきたが、やっぱり子どもたちが「今日はファジの試合だから、何かいいことあるぞ」って思えるような、戦いとかチームにしたいと思うし、やっぱり今日も帰るときに、子どもたちが未来に向かっている中で、やっぱり人生っていいなと、帰るまでに感じられる、そのために僕たちの存在意義、クラブ理念も『子どもたちに夢を!』と謳っているので、我々も強く意識させられたし、やっぱり最後まで動きが落ちなかったというのは、今日は間違いなく、真備町の子どもたちの澄んだ瞳が選手たちのエネルギーを発火させたものだと思う。
◆後藤圭太選手
変わらずにCスタに足を運んでくれた方に、やっと勝利を届けることができてよかった。
(真備地区の子どもたちを招待したが)結果はどうなるかわからなかったが、ひたむきに全力で戦う姿を絶対見せたかったので結果に繋がってよかった。
愛媛戦ではホームとアウェイで負けてしまったし、讃岐にもアウェイで負けてしまったので、今回それを続けたくなかったし、連敗していたので昇格を目指すうえで、負けを止めなくてはならないと強い気持ちで臨んだ。
コーナーキックは自分も点を取るチャンスがあるし、守備面だけでなく得点はチームを救う大きな一つなので、強い気持ちを持ってボールに向かって飛び込んだ。
勝点3もそうだが、いいきっかけが起きないと前向きになるのがどんどん難しくなるので、この3得点やこの勝点3が上を目指すうえでいい刺激になったと思う。
今日はドリブラーが相手にいて、隣にいる椋原選手や増田選手と数的優位をつくって上手く守れた。
僕たちはまだまだ昇格をあきらめていないし、その目標に向かって精一杯戦うので、またぜひCスタに足を運んでいただいて、一緒に戦っていただけたら嬉しい。
◆ジョン チュングン選手
ホーム最初の試合で、点を取ったので嬉しい。監督が、私は攻撃の選手だから最初から走ってチャンスを作ってと言っていたし、私自身もそれが自分のスタイルと似ているので、一番そこを頑張って、点を取れてよかった。
PKは、最初は年長者の赤嶺選手に蹴って欲しいと思ったけど、伊藤選手が「自分が取ったんだから蹴ったら」と言ってくれた。最初は緊張したけど、決めることができてよかった。
これが最後ではなくて、スタートだから、次の試合もがんばっていきたい。