2018明治安田生命J2リーグ 第40節
11月4日(日)19:03キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 0-1 レノファ山口FC
前半 0-0
後半 0-1
65分 オナイウ阿道(山口)
入場者数 8,467人
◆長澤徹監督
自分たちの状況にもかかわらず、8,000名以上のサポーターの方が集まってくれた。選手には試合前に、しっかりと誇りを示してプレーしようと出した。結果に関しては、本当に申し訳なく思っている。
ゲームのほうは、大体想定通りというか、硬い試合で隙をみせた方が厳しくなるだろうと思っていた。お互いに非常に集中力の高いゲームだったと思っているが、失点の部分は我々のボールを相手のストライカーと交代選手に引っ掛けられて、そのまま1対1に持っていかれたというシーンだった。それまではそんなにシュートを打たせず、しっかり抑えきっていたが、やはり20点以上取っているストライカーなのか、あそこでペナルティエリアの中で唯一フリーにしたシーンを冷静に決めきられたのが敗因で、そこの決定力の差が出たと痛感している。
我々もチャンスはあったが、やはり山口に体を張られた部分と、ディフェンスが飛び込んできても、ディフェンスの脚の上とか体の横とかスペースはあるが、そこをまだ見切れないというか、相手にぶつけてしまうようなシーンが少し多かった。
やはり、そこの最後の決定力の部分といわれるが、勇気を持ってディフェンスのギリギリの際のスペースを見ることができるかどうかに関しては、まだ目を瞑って打っているような形なので、その部分を解決していかなければいけないと感じている。
ただ、選手は勇敢に戦ってくれたが、まだまだ隙が出てしまうことや決定力は、今シーズン、ずっと言い続けていることなので、あと2試合で何とか形にしたい。もう1試合ホームゲームができるので、しっかりと自分たちの姿を見せなければいけないと痛感したゲームだった。
◆武田将平選手
いつも通り、守備するところはしっかり守備して、走って前線に絡んでいくプレーを意識していた。
今日は、自分も含めて目の前の相手にシュートをぶつけるシーンもあったし、最後のラストパスの精度もそうだし、そういう細かい一つひとつのプレーが最後の精度を下げてしまっていると感じたし、今までの試合と変わらず、目の前の相手に勝つことだけを意識して、それをピッチで表現したいと思っていた。
プレーオフが無くなったにもかかわらず、多くの方が来てくれて勝利を届けたかったが、残念だし申し訳ない。
◆阿部海大選手
久しぶりの出場で絶対勝つ気持ちと、チームも苦しい状態だったので勝つという気持ちで臨んで、自分たちにもチャンスはあったが少しの瞬間でリスク管理が甘くなって、ああいう形で失点してしまったことはディフェンスの責任だと思う。
(失点場面は)自分たちがボールを持っていて前がかりになって、ミスで失ったところの後ろのリスク管理が甘く相手と同数になっていて、そこから1対1になったところを相手に押し込まれてしまった。
シュートを打たれている場面はあったものの、決められたシーン以外は面で守れてよかったが、結局1失点して負けているのは自分たちの責任だと思う。
試合に出られなかった間は、練習で自分のやることに集中して、ぶれずにトレーニングに励んでいた。
残りの試合は、出場して勝つことを目標に、一つでも順位を上げられるようにチームでトレーニングからやっていきたい。