2020明治安田生命J2リーグ 第7節
7月25日(土)19:03キックオフ @ベスト電器スタジアム
アビスパ福岡 1-0 ファジアーノ岡山
前半 1-0
後半 0-0
40分 石津 大介(福岡)
◆有馬 賢二監督
まずは選手全員がボールを奪いに行く中で、ロングボールに対して最初少し押し込まれるところがあったが、しっかりと体をぶつけてセカンドボールを回収する中で、焦れずに前半は推移したかったが、自分たちのミスから隙を作って失点してしまい、そこから苦しい展開になった。
ただそうは言っても、前半最後の方から後半にかけては、しっかりと自分たちでボールを動かしながら相手の背後と間を狙って、最後崩しかかるところまではいったが、最後のクロスの質、パス一本の質、フィニッシュの質、そういうことがあることによってゴールが生まれると思う。そういうことを積み上げることで大きく可能性を広げられると感じたゲームだった。
あれだけパワフルな福岡の攻撃を消しながら、アクシデントがあってディフェンスライン2人が急遽変わった中で、代わった選手も含めて良さは出してくれた部分もあるし、やれるということを見せてくれたところもある中で、まだまだコンビネーションなど足りない部分はあるが、こうやって選手の層を厚くしていくことが今後の連戦に向けて大事なところだと選手と話した。
これからホームで3つ、応援してくださるサポーターの皆さんの前で戦うことができるので、さらに力をもらって選手と一緒に勝利に向けて取り組んでいきたい。
◆濱田 水輝選手
相手FWの外国人選手の対応に苦戦して押し込まれる場面も多かったが、それでもチーム全体としては前から行くところだったり、弾けなかった後のセカンドボールの反応だったりは試合前から意識していたし、それなりにできていた部分もあったと思う。
ただ前半サイドからクロスを上げられてピンチはあったし、実際に失点もそこからやられてしまったので、できていた部分もあれば足りなかった部分もある。
昨シーズンの終盤に比べるとメンバーも変わって成熟したとは言えないとは思うが、昨シーズンの第7節頃に比べるとできることは多いし、チームのベースも上がっていると思う。ここ数試合で、再開後あまり結果が出ていないので響きにくい言葉にはなるが、確実に積み上げては来ていると思っているし、内容も少しずつ上向いていると手ごたえがあるので、それをどうにか結果につなげられるように取り組んでいきたい。
今連敗している状況で次はホームなので、気持ちを前面に出して勝たなければいけない。
この敗戦から学んで積み上げて、内容もそうだが結果を得られるように、またチーム一丸となってやっていきたい。
◆上門 知樹選手
前半押し込まれた中で、そこを少し耐えきれなくて失点してしまったが、後半は奥まで押し込めたし、最後の精度の部分であれば得点が取れたかなと思うが、前半の耐えるべき時間に失点してしまったことがチームとしての課題だと感じている。
なかなか間にボールが入らず、前に蹴ってセカンドボールが拾えればよかったが、十分に拾いきれない中で、そこから攻撃ができずに形が作れなかった。
間も徐々に使えてきたが、もっとうまく使えたと思っていて、内容としてはよくなかったかなと思う。
次はホームだし、そこは強い気持ちをもって、まずは1勝しないといけない。攻撃の部分ではいい部分もあったし、そこを踏まえて次の試合もチームメイトと話し合って勝利に向かってやるだけだと思う。
有馬賢二監督 ハーフタイムコメント
・慌てずに対処していこう。
・勇気をもって前に運ぼう。
・焦れずに戦おう。