6月19日19:03キックオフ @シティライトスタジアム
ファジアーノ岡山 3-0 FC琉球
前半 1-0
後半 2-0
42分 上門 知樹
61分 白井 永地
84分 木村 太哉
入場者数 3,106人
◆有馬賢二監督
選手たちは、ホームで応援してくれる人のパワーを受け止めながら、魂を持って戦ってくれた。
前半、考えながらやってくれていたが、なかなかスイッチが入らず、それでも前半のうちに修正をしてくれた。今回代わって入った選手やビッグセーブも含めて、我慢をしながら自分たちの時間に持っていくことができた。勝つためには、守備も攻撃も質の部分を選手たちが考えて我慢しながら、先制点を取ってくれたことが大きかった。
後半、代わった選手を含めてパワーのある琉球の危険なところを消しながら、2点目を取りに行こうという中で、多少アクシデントもあったが、理解をしてゼロで抑えて上位の琉球に対して、3点取れたことは弾みに繋がる。
新潟戦から天皇杯のメンバー、サブ、リハビリの選手を含めて、全員がチームのためにどういうことをしたら力になれるのかを考えながら3連戦を戦ってくれた。そういう想いが一つになって戦った結果がついてきた。ホームでなかなか快勝できていなかったので、今日も応援してくれているサポーターの皆さんの力を借りながら、こういう試合ができたことを感謝している。
次の試合に向けて、また選手たちと一緒にやっていきたい。
◆梅田透吾選手
結果としてゼロで終わって3点取れたことはよかった。
(リーグ戦は移籍後初出場だが)天皇杯と変わらず、チームが勝つことを第一に考えた。自分のアピールもしないといけないが、まずは、やられないと負けはしないので、失点をしないことを考えながら準備をしたし、試合中も考えていた。
今日と同じシュートが次の試合で来たら止められるかというと、絶対ではないので、毎試合気持ちをリセットしてフラットにして臨むだけ。これまでやってきたことが確かに出てはいるが、調子に乗ることなく、淡々とやっていきたい。
前半からボールを持たれているなと感じていて、僕がもう少し守備の選手たちを動かして、楽をさせてあげるというか、うまく守備ができる陣形を支持できればよかったが、それもあまりうまくいかず、守備の選手たちが頑張ってくれた。結果としてゼロだったが、守備の選手たちは疲労がたまってしまったと思う。
清水選手のシュートは、ディフェンスの選手が体を張ってくれてコースは限定されていたので、自分はそこを守るだけだった。自分の守るべきスペースはそこだと一瞬で判断し、止めることができた。あの場面で1‐1になれば大変だったし、止めてくれたからいい流れが来たと、試合後にチームメイトに言ってもらったので、そこは素直に嬉しい。
勝利に貢献した実感がないわけではないが、自分が止めても点が入らなければ勝てないので、得点を取ってくれた3人に感謝しているし、チームとしても3点取る試合はあまりなかったので、点を取ってくれた選手に感謝。
このままの流れで勝ちたいので、準備をして次も勝てるように頑張る。
◆上門知樹選手
あそこにこぼれて来いと常に思っていたし、こぼれ球を常に狙っていた。ポストに当たった瞬間に、体が反応できた。あとはゴールをめがけて思い切り打つだけだった。コースを狙う時間はなかったので、振り抜いた。
勝てたのはよかったが、個人的には前半の途中まではミスが多く、僕に入った瞬間に奪われるケースがものすごく多かった。次の課題として持ち帰らないといけないが、悪い中でも点を取れたことは自分自身が今いい状態であることを証明できたと思うので、次もゴールが取れるように準備をしたい。
(赤嶺選手との対戦は)相手として対戦することに違和感が少しあったが、同じピッチでやれて楽しかったし、アウェイでも一緒にプレーできるようにいい準備をしたい。
今は距離感がよく、守備に関しても自分たちのストロングを出しながら、前から奪いに行く守備もできていて、どこで奪うかもはっきりしている。前線の選手のプレスバック、後ろの選手のブロックなど、みんなで守備をできていることが良い状態でいることができている理由と感じている。
(居残りでシュート練習をしていた選手たちが点を取ったが)ずっと結果が出ない中でもやり続けて、必ずゴールを取れると信じていた。白井選手も木村選手もゴールが取れて嬉しかったし、複数得点での勝利はチームにとって大きなことだった。
有馬賢二監督ハーフタイムコメント
・ロングボールに対して、いい準備をすること
・攻撃はシンプルにいい距離感で前向きを使っていくこと
・ピッチ内でしゃべりながら、出力を上げていこう